[準大賞] Stephan Lerouxさん(東京都)画像  題 名:「Hiroshima,それは白い紙の上の黒いインクの染み」       Hiroshima est une tache d'encre noire sur une feuille balanch  サイズ:「72.7×51.5」  素 材:「和紙、墨汁、ウッドパネル」
[入 選] 稲垣 栄理子さん(東京都)画像  題 名:「幾重の祈り」  サイズ:「F20号」  素 材:「キャンバス、油彩」

・前田常作賞〜該当者なし ・準大賞〜Stephane Leroux(東京都) ・入賞〜稲垣 栄理子(東京都) ■Stephanさんへの講評  「Hiroshima それは白い紙の上の黒いインクの染み」  題名自体が原爆投下当時の広島そのものを表現している。  作品を見ると、天国のような美しい金屏風が黒い墨の地獄で破壊されたような  恐怖が存在する。作品中にその感情を表現しながらもそれだけでは完結してい  ないようにも見える。  この作品は墨と和紙を使用しているが、この双方の材料は東洋独特のものであり、  それも評価できる。墨と和紙で表現されるにじみからは、広島をもう一度振り返る  意味が感じられ、その発想の豊かさとコンセプトの明確さが作品に表れている。  また96の画面で構成され、各々の画面の染みのプロセスが非常に面白い。  1つの画面でも作品になるものである。この96枚の構成や配置にはロジックがあり、  説得力のある作品に仕上がっている。